生涯長く歯を「守り抜く」
おとなもこどもも歯の“今” を考える口腔ケアが肝心
歯を失う原因の疾患である虫歯·歯周病。 こどもからおとなへ成長し、年齢を重ねても丈夫で健康な歯を維持するため、 歯を「守り抜く」ということが大切です。 治療と予防の両面から、一人ひとりの成長に沿った口腔ケアを 提案していきます。
健康な歯の状態を知る
現状の歯の“ステータス”を診ることで、 これからの「守り抜く」治療がわかる
当院では、歯の現状から健康な歯とどれくらい隔たりがあるかを診断します。過去の虫歯の治療跡では、
再発リスクはあるか、また健康な歯がどれくらいあるか、また将来へどのように維持させるかを考えて、
口腔内の全体を診断し、「健康な歯」を守り抜く治療を行っています。
- 健康な歯の状態は、虫歯ができ、削り、再発し、また削る。この負のスパイラルから抜け出すことが重要です。当院ではできるだけ削らないように治療を行います。
- 歯の疾患だけでなく、歯を支えている歯周組織も重要です。歯周病予防のためにも、歯茎や骨などの状態を健康に保ち、正常な歯周組織を日ごろからメンテナンスします。
- 口腔内のプラークコントロールが正常な口腔内を保つ要素となります。糖分から作り出される細菌の増殖を定期健診や生活習慣から押さえて、健康な口腔内を作ります。
数十年の保てる歯の価値を患者様に
虫歯·歯周病の“疾患” から守る
虫歯·歯周病の治療は、歯や歯周組織に負担がどうしてもかかってしまいます。
当院では疾患部の治療だけでなく、数十年の不自由なく噛めるように、歯の周り、土台を考えて、治療を進めていきます。
できる限り少なく取り除く
虫歯治療
歯を残すために再発リスクを常に考えて治療に臨んでいます。進行度に合わせて治療を行い、できるだけ削らず抜くようなことがないように、歯を保存できるような治療を提供しています。
補綴物(かぶせ・詰め物)で
咬み合わせをぴったり合わせる
歯を補強するインレー(詰め物)·クラウン(かぶせ)など歯科素材の耐久性や見栄えなどを考えて、患者様の咬み合わせの適合に良い状態で治療を行います。噛み合わせがぴったり合っていると咬合負担が軽減され、再発リスクにも備えられます。
欠損した歯の状態でも
歯を支える「コア」
虫歯が深く進行してしまい、欠損歯となった場合の治療で、歯の土台をしっかり作る治療です。ファイバーコアという歯の土台専用のプラスティック(レジン)とガラス繊維強化樹脂を調合し、強度と柔軟性のある土台を作り、普段通り歯を噛めるように治療を行います。